「下」は、低い位置を示す意味もありますが、そのほかに、「包まれている部分」「物の内側、中」という意味もあるのです。衣服に関していうと、素肌に近いほうが「下」。外側を「上」というのですね。日本語って面白いなぁ。
例えば、「下着」。これは、服の内側、素肌に近いほうに着るために「下着」というのですね。
「靴下」の「下」も、靴の内側、一番素肌に近いところに身につけるので「靴下」なのです。
ところで、古く万葉の時代にも、靴下のようにつま先から脚部まで覆うものがありました。
「下沓(したぐつ・しとうず)」と呼ばれ、布を縫い合わせたものです。
その後、指先がわかれた「足袋」も登場したのですが、これも布や皮を縫い合わせたもの。
現在のように、伸縮性のある靴下は、江戸初期に外国から伝来したのですよ。
その靴下を日本で最初に履いたのが、水戸のご老公、徳川光圀!光圀公の所蔵品の中から発見されたのですが、
「メリヤス足袋」と言われ、手編みの可能性が高く、模様まで編みこまれていました。お洒落ですよね。
「メリヤス」とは綿糸や毛糸などを編みこんだものの意ですが、ポルトガル語の「meias」やスペイン語「medias」が語源で、これらはずばり、「靴下」を表すことばなのです。
ですから、日本でも江戸時代には、靴下自体を「メリヤス」と呼んでいたのですよ。
現在では当たり前のように履いている「靴下」にもこんな歴史があったのです。
靴の中に履くのに『靴下』・・・
Sun
そうだったのね。
— by よん☆ @ 02:11 pm
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