1
紅もゆる岡の花
早緑匂ふ岸の色
都の花に嘯けば
月こそかゝれ吉田山
2
緑の夏の芝露に
殘れる星を仰ぐ時
希望は高く溢れつゝ
我等が胸に湧返る
3
千載秋の水清く
銀漢空にさゆる時
通へる夢は昆崙の
高嶺の此方ゴビの原
4
ラインの城やアルペンの
谷間の氷雨なだれ雪
夕は辿る北溟の
日の影暗き冬の波
5
嗚呼故里よ野よ花よ
ここにももゆる六百の
光も胸も春の戸に
嘯き見ずや古都の月
6
それ京洛の岸に散る
三年の秋の初紅葉
それ京洛の山に咲く
三年の春の花嵐
7
左手の文にうなづきつ
夕の風に吟ずれば
砕けて飛べる白雲の
空には高し如意ケ嶽
8
神楽ケ岡の初時雨
老樹の梢傳ふ時
檠燈かゝげ口誦む
先哲至理の教にも
9
嗚呼又遠き二千年
血潮の史や西の子の
榮枯の跡を思ふにも
胸こそ躍れ若き身に
10
希望は照れり東海の
み富士の裾の山櫻
歴史を誇る二千載
神武の兒らが立てる今
11
見よ洛陽の花霞
櫻の下の男の子等が
今逍遙に月白く
静かに照れり吉田山
紅もゆる岡の花
早緑匂ふ岸の色
都の花に嘯けば
月こそかゝれ吉田山
2
緑の夏の芝露に
殘れる星を仰ぐ時
希望は高く溢れつゝ
我等が胸に湧返る
3
千載秋の水清く
銀漢空にさゆる時
通へる夢は昆崙の
高嶺の此方ゴビの原
4
ラインの城やアルペンの
谷間の氷雨なだれ雪
夕は辿る北溟の
日の影暗き冬の波
5
嗚呼故里よ野よ花よ
ここにももゆる六百の
光も胸も春の戸に
嘯き見ずや古都の月
6
それ京洛の岸に散る
三年の秋の初紅葉
それ京洛の山に咲く
三年の春の花嵐
7
左手の文にうなづきつ
夕の風に吟ずれば
砕けて飛べる白雲の
空には高し如意ケ嶽
8
神楽ケ岡の初時雨
老樹の梢傳ふ時
檠燈かゝげ口誦む
先哲至理の教にも
9
嗚呼又遠き二千年
血潮の史や西の子の
榮枯の跡を思ふにも
胸こそ躍れ若き身に
10
希望は照れり東海の
み富士の裾の山櫻
歴史を誇る二千載
神武の兒らが立てる今
11
見よ洛陽の花霞
櫻の下の男の子等が
今逍遙に月白く
静かに照れり吉田山
我は西の子也












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